6.みたらし祭

下鴨神社は「みたらし団子発祥の地」として知られています。
境内の御手洗池(みたらしいけ)に由来する“みたらし”文化は、京都でもとくに歴史が深く、夏の「みたらし祭(御手洗祭)」は全国から参拝者が訪れる人気行事です。

ここでは、みたらしの由来から、祭りの楽しみ方、そして周辺の名物みたらし団子までを、初めての方にもわかりやすくまとめました。

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6.1 下鴨神社 みたらしの由来(御手洗池との関係)
みたらし団子の語源は、下鴨神社境内にある 御手洗池(みたらしいけ) にあります。

🔸御手洗池とは?
御手洗池は、本殿の南側に位置する湧き水の池で、古来より “禊(みそぎ)の場” として利用されてきました。
清らかな水が湧き続けることから、邪気を祓う力があると信じられ、平安時代には宮中行事とも深く結びついていました。

🔸「みたらし団子」の形の由来
最も有力とされる説は…
御手洗池から自然に湧き出る水泡の形を模したという説。

池の水底からポコッと湧きあがる 水の泡 = みたらし
その形を団子で表現したのが、今の「みたらし団子」とされています。

🔸団子が“5玉”の理由
京都式の伝統的なみたらし団子は、一串に5つの団子 が刺さっています。
・1つ目 → 人の頭
・残り4つ → 手足
を象徴し、人形(ひとがた)の形 に見立てられています。

古来の厄払い rituals を食文化へと昇華させた、非常に珍しい由来です。

6.2 夏の風物詩「みたらし祭」(足つけ神事)
みたらし祭は、下鴨神社の代表的な夏祭りで、
正式名称は 御手洗祭(みたらしまつり) と呼ばれます。

🔸開催時期
毎年 土用の丑の日を中心とした数日間(7月下旬頃)

🔸祭りの内容:足つけ神事
この祭りのメインは、御手洗池に裸足で入り、
「無病息災」を祈る足つけ神事

手順は次の通りです。

🔸足つけ神事の流れ
1.受付でロウソクを受け取る
2.裸足になり御手洗池へ入る(冷たい湧き水)
3.ろうそくを壇に供える
4.池から上がり、足を清める
5.最後に「足形祈願」を納める(100〜200円程度)

🔸御手洗池の水の冷たさが人気の理由
夏でもひんやりしており、
「一年の穢れが流れていくようだ」
と多くの参拝者が口にします。

写真映えもよく、SNSや観光サイトで人気を集める京都の夏の風物詩です。

🔸服装のポイント
・裾をまくりやすい服(短めのパンツも◎)
・タオルを持参
・混雑を避けるなら午前中

家族連れ、カップル、女性ひとり旅でも参加しやすい雰囲気です。

6.3 近隣のおすすめみたらし団子店紹介(味の違いポイント)
下鴨神社周辺には、みたらし団子の名店が複数あります。
発祥の地らしく、店によって味が大きく異なるのが特徴です。

ここでは、参拝後に立ち寄りやすい人気店を紹介します。

① 加茂みたらし茶屋(神社のすぐ横)
◆味の特徴
・京都伝統の 5玉スタイル
・香ばしく焼かれた生地
・さらっとした甘さ控えめの醤油ダレ

“元祖みたらし団子” と言われる名店。
下鴨神社参拝の王道コースとして人気。

② さるや(境内のお休み処)
下鴨神社の参拝後にすぐ立ち寄れる便利な茶店。
◆味の特徴
・上品で軽い口当たり
・小さめサイズで食べやすい
・境内の雰囲気を感じながら食べられる特別感

参拝の余韻を楽しむには最高のスポットです。

③ みたらし団子 カフェ系店舗(出町柳周辺)
川沿いのカフェで提供されることも多く、
・クリーミーなタレ
・スイーツ風アレンジ
・冷やしみたらし団子

など、若い世代向けの進化形みたらし団子を味わうことができます。

みたらしを巡る旅は“京都らしい歴史+季節感”が魅力

みたらし団子に歴史があるだけではなく、
御手洗池から続く神事、そして団子店の味の違いまで、
下鴨神社周辺は「みたらし文化の聖地」と言えるほど奥深さがあります。

参拝の後に、ぜひ食べ比べや祭りの参加を楽しんでみてください。

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